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ハーブ屋おばさんの独り言 その@
<スローなライフ、 シンプルなライフ、ちょっと不便なぐらいがちょうどいい。>
これが今の私の目標とする生活スタイル。 やっとたどりついたという感です。
大量生産、大量消費、そして大量廃棄。効率、経済性のみを追求し、物、物、物、あふれんばかりの物に囲まれ、 豊かな気分を満喫???し、科学の勝利に酔いしれていた これが私の青春時代の始まりでした。
一方で ベトナム戦争の反戦運動の中から、アメリカやヨーロッパで広がり始めた ヒッピーたちの 「自然に帰れ」 という運動の中で その シンボルとしてあらわれたのが ハーブたちでした。 近代にはいり、科学の名のもとに 追いやられていたハーブたちが 見直され始めたのでした。
サイモンとガーファンクルの「スカボローフェアー」という歌の中でくりかえし出てくる「パセリ、セージ、ローズマリー、&タイム」のハーブたち。このフォークソングは16世紀からイギリスで吟遊詩人たちによって歌われ続け 反戦と愛の象徴として ハーブたちが 歌い継がれてきたのでした。
怒涛のように押し寄せる大量消費の波片方では自然に帰れと静かに訴えるハーブたち、そのはざまで立ちつくしていた青春時代でした。
ハーブを手にしたい、ハーブティを飲んでみたい、ハーブの香りを嗅いでみたい、・・
しかし当時の日本には、ハーブなど、種も苗もティもそのかげも形もなにもありませんでした。 ただ唯一(これは後になって知ったことですが) 北海道では ハッカや ラベンダーが 香料の原料として栽培されていました。 しかし、それらも安い合成の香料の出現で、ハッカはまったく姿を消し、ラベンダーもほぼすべてが、トラクターでつぶされじゃがいも畑になりました。ただひとつ、富良野の富田氏の農場を除いて。一度はつぶすことを決心したにもかかわらず ラベンダーへの想いと愛着からどうしてもつぶすことができなかった。と述べておられます。効率、利潤のみを追求することが、常識の時代に人の心をいやしてくれるハーブの力を信じていた人も確かにいたのでした。
学生生活も含めて10年間の東京での生活をきりあげ、名古屋の実家に戻り漢方薬メーカーに入社しました。そこの貿易部門で、世界中の国から漢方薬の原料など輸入をする仕事をしておりましたが、会社の壁に貼ってあったたまたま見た国鉄のカレンダー、今でもその衝撃は忘れられません。 日本にもあったんですよ、ラベンダー畑が。
北海道富良野の一面紫のラベンダー。その頃からです。ハーブという言葉がじわじわと日本でも広がり始めたのは。私の勤めていた会社にもハーブを輸入したいという方から、たくさん問い合わせがありました。 当時の通関業務は、結構複雑でなかなか素人が手を出せない状況でしたから。
それから20年間というもの、毎日生薬(漢方薬の原料)、ハーブ、精油等、その産地、価格、品質はもちろんのこと、成分、効能すべて熟知していなければならず、毎日が勉強、勉強でした。はからずも大好きなハーブにかかわる仕事ができるなんて、運が強いというか縁があったというのでしょうか。
今から9年前20年勤めた会社をやめて、念願だったハーブの専門店を名古屋で開き、ハーブ教室なども行い、それまでに得た知識をもとに お客様との直接のふれあいにより、更なる経験を積み重ねることができ 感謝の日々を過ごすことができました。
漢方薬メーカーでの20年間の勉強は 私のハーブ人生の基礎編ですが お店時代の4年間はその実践編ともいえるものでした。
今年は花粉がすごいと、あちこちで言われております。
エルダー、カモミール、ネトル、エキナセア、ペパーミント、甜茶、シソ葉、今年の花粉には このブレンドがかなり効果的です。鼻が詰まっている人にはミントをたっぷりと。妊婦さん、出産直後の方にはカモミール、エキナセア、ミントは抜いて下さい。そのかわりローズヒップを入れて下さい。
上記のブレンド風邪にも有効です。春先、風邪を引く方も多いです。お体ご自愛下さい。
ハーブでいつも元気に!
ハーブ屋おばさん こと 木田光子
(2005年3月) |
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ハーブ屋おばさんの独り言 そのA
このゴールデンウィーク中に、長野県の駒ヶ根に行ってきました。
南アルプスと、中央アルプスに囲まれたこの高原で、ハーブを研究し栽培している方がいらっしゃいます。
もう10年近くのお付き合いになりますが、気分がふさいだ時、このハーブ畑に行くことが私にとって貴重な癒しの薬ともなっています。
始めて訪れた時、ねぎやキャベツの畑の中に、一面見渡す限りのラベンダーを見たときは、まさに別世界にきたような気分でした。
ハーブが大好きであちこちのハーブ園をみてまわりましたが、入場料を払って観光のためのハーブ園とは、まったく異質な世界でした。
ハーブというものはおしゃれなもので、奥様、お嬢様の優雅なお遊びのひとつのようなものとして世間では思われていたのですが、この光景はそんな軟弱な考えを吹き飛ばすような、大地からしっかり根をはったラベンダー畑でした。
カモミール畑もミント畑も、芽がでたばかりのころは、これがハーブだなんて誰も思わないだろう。
ほうれんそう畑かにんじん畑かと思うほど、ごく自然に野菜畑の中でハーブがあちこちに植えられているのでした。
ここではハーブはお金を払って見るための特別なものではなく、
山々に囲まれた大地の中で、他の野菜と同様自然と一体になっておりました。
まさにこれがハーブの本来あるべき姿ではないかと思うようになりました。
7棟ある大きなビニールハウスの中では、世界中から取り寄せた種で、ここにない種類はないのではと思うほど、何百種類、何千種類のハーブたちが研究用に栽培されています。
この中から目的にあった有効成分を含んだハーブを選び、畑で栽培し、精油やハーブ水を作り、それを化粧水にしたり 入浴剤にしたりしております。
しかもハーブを抽出するのに、南アルプスの山麓から取った名水のみを使い、ほんとうの水蒸気蒸留で時間をかけて一滴ずつ取り、大量生産のためにエタノール抽出ということはしていないのです。
ハーブはもちろん無農薬です。
ここでは時間がゆっくりと流れていきます。ハーブを通じてスローな生き方をが私のモットー。
たった1分30秒の遅れを取り戻すためにスピードを出しすぎて 107名もの死者を出してしまったあの列車事故、あまりにもむごすぎます。
雪をかぶった山々を仰ぎながら、つぼみが出たばかりのカモミール畑でしばらく佇んでおりました。
「スローなライフ、シンプルなライフ、ちょっと不便なぐらいがちょうどいい」とおもわず口ずさんでおりました。
帰りに駒ヶ岳の千畳敷に寄って、お花畑の写真でも撮ろうと思いロープウェーに乗りました。
何ということ千畳敷は、銀世界白一色スキーを楽しんでいました。
あとから皆に笑われました。
あそこはまだ雪しかないよと。
白銀と木霊の妖精たちがひっそりと棲む緑の静寂な世界から、太陽の光を浴びきらきら輝く海辺の町にもどった今、そろそろカモミールは花が咲き始めたかしら、ラベンダーの新芽は、だいぶ伸びたかしらと、ハーブ畑へのつのる想いは増すばかり。
この大地に根ざしたハーブたちから、ゆっくりと一滴ずつ取り出した「大地のしずく」を化粧水として、又石鹸やシャンプーとして、シンプルライフに役立てて使わせていただきたいと思っております。
「大地の雫」シリーズとして、皆様のお目にふれるのも近いのではと感じております。
ハーブ屋おばさん こと 木田光子 |
ハーブ屋おばさんの独り言 そのB
先日、座間(神奈川県)のひまわり畑に行ってきました。
夏 といえば ひまわり。夏をイメージさせるには ぴったりの画材ですので ハーブティのポップ作りや パッケージのシールには ひまわりの写真が 欠かせません。
その日の朝 たまたま 新聞の記事に今が満開と 載っていましたので さっそく カメラをもってでかけました。
ほんもののひまわりの大きさには 圧倒されました。 高さは 私の背よりはるかに高く カメラを上に向ければ 一輪ぐらいのアップなら撮れるのですが よくある見渡す限りの畑の写真を撮るには 2メートル以上もある 台の上からでないと 撮る事ができないのです。だいじょうぶ、ちゃんと見学用の高台が出来ておりました。
そういえば 子供の時に見たひまわりは いつも2階の窓近くまで ありました。
ひまわりはその種子からオイルをとり ヨーロッパでは揚げ物をする時は ほとんどひまわり油を使うとのこと、だから ヨーロッパでは広大なひまわり畑があちこちでみられるそうです。日本でひまわり畑というと 観光用、村おこしで まだまだ一般的ではないようです。ひまわり油は食用に使われる以外にも 化粧品としても使われています。もともとの普通のひまわり油は リノール酸が多く含まれ にきび肌や湿疹ができやすいトラブル肌、脂性肌に向いています。品種改良され、オレイン酸を多く含むひまわり油は ハイオレックひまわり油 と呼ばれ、乾燥肌の人に向いています。 又 酸化しにくく 長期保存もでき においもなく 使いやすさは良いです。今 このひまわり油を使って 石けんシャンプー作りをしているところです。石けんには よくヤシ油を使いますが このオレイン酸を多く含んだひまわり油を使うことによって 皮膚への低刺激、保存性がよく 細かい泡立ち、洗浄力の良さが得られます。市販のシャンプーのその成分は 洗濯に使う合成洗剤とほとんど同じで 合成界面活性剤など何かと良くないものが入っておりますが 皮膚にもやさしい 当然環境にもやさしい せっけんシャンプーを 今 試作中です。
座間といえば 米軍キャンプ地。厚木、海老名なども含め このあたりにはあちこちに米軍キャンプ地が みうけられます。ひまわり畑から帰る途中 たまたま車で横を通りすぎ た時 あの ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの映画 反戦映画としても有名な「ひまわり」を思い起こしました。戦争によって引き裂かれた男女の愛、二人にとって皮肉な悲しい運命、そしてひまわり畑をバックに流れる 美しくも悲しい音楽 ・・・・ もう想い出すと 涙が止まりません。
今年は日本でも戦後60年ということで 反戦平和への想いが新聞、テレビなどで放映、 語られています。どんなに相手が憎いと思っても 戦争やテロだけは 絶対にいけません。そこには また新たな憎しみと悲しみが積み重なっていくだけです。どこかで憎しみの連鎖を断ち切って 相手を許していかなければなりません。
長く 暑かった夏も ようやく終わろうとしております。(ほんとうに今年の夏は 暑かった・・・)。あまり外に出ない私でも 足はサンダルのあとがくっきり、腕や首筋は日焼けのあと、これでは 一見わからないようでも顔は紫外線をたっぷり浴びてしまっているんだな と思うこの頃です。しかも 夏バテでやはり体も少々お疲れ気味。
ローズヒップとハイビスカス(ローゼル)のハーブティに蜂蜜をたっぷりいれ 冷やして
毎日飲んでいました。これでメラニン色素も沈着しないでしょう。
食欲のない時は そのハーブティを寒天で固めて よく食べておりましたが この寒天がダイエットにも とても よいらしいです。
最近 デトックス(毒素排出)という言葉が流行っているようです。ハーブティには 利尿作用、発汗作用、浄化作用があるため 体にとってよくないものが 体内に入った場合、ハーブティを飲むことによって 尿や汗といっしょに それら老廃物を体外に排出させる働きを高めることができます。体の中の毒素を排出する機能が特にすぐれていて その結果 ダイエットにも有効なハーブを挙げてみました。
ワイルドストロベリー、ネトル、リンデン、フェンネル、メドウスイート、ペパーミント、ローズヒップ、ローズマリー、オレガノ、レモングラス
これらを ブレンドして 環境汚染による有害物質や食品添加物など 体に溜まっている
毒素を排出してみませんか。ダイエットだけでなく 免疫力があがり 血液もサラサラに、肌もイキイキと美しくなると 思います。おいしくブレンドするコツとして 上記10種類
大体同量としますが ペパーミント、ローズマリー、は 味がきついので 気持ち少なめに、ワイルドストロベリーとレモングラスは 気持ち多めに入れると おいしく飲むことができます。 お試し下さい。
(ハーブ屋おばさんこと 木田光子 2005年9月) |
ハーブ屋おばさんの独り言 そのC
2006年1月31日
ロハス(LOHAS )的生活
最近 ロハス という言葉 が 流行っています。
最初耳にした時 ハワイの言葉かしら などと 思ったりしたのですが
英語の頭文字を とって 作った 造語だそうです。
Lifestyles Of Health And Sustainability で 直訳しますと
「健康と 持続可能な ライフスタイル」となるのですが
人間の心や体 そして 地球環境にやさしい生活を 送ろうという
提案 だそうです。
1998年 アメリカで 社会学者のポール・レイ氏が 15年に渡り 価値観調査を
おこなったところ 「自分の健康だけでなく 地球にも配慮した生活を
心がける」 そういう 生活のスタイルを している人たちが いることを
発見し 心理学者の アンダーソン氏とともに そのような 生活を
ひとつの ライフスタイル として 提唱していったのが はじまりと
されています。
ただ ロハス という名前で 流行語 に なったのは 企業家の
リサビ氏が マーケティングの コンセプトとして 頭文字を くみあわせて
命名したから と いわれて います。
流行語は やはり 「最初に ビジネスありき」 という 感が しないでも
ありません。
ハーブ とか アロマ とか 癒し という言葉も やはり 最初は
ビジネス という観点から 自然にではなく 意図的に 広められて
いった という ことも あるかと 思います。
最初の とっかかりは どうであれ やはり いいものなら どんどん
吸収し 実践させていくべきでしょう。
LOHAS の Health の意味
ヘルスは 健康 という 意味ですが オーガニックな 食材を 食べる
ということは 単に 人間の健康を 高める だけでなく 農薬や化学肥料
などで 土を 汚染しないことにより 地球の健康にとっても 良い という
ことになります。
LOHAS の Sastainability の 意味
サステーナビリティ というのは 持続とか 存続可能な という 意味ですが
オーガニック農法は 自然環境に 配慮した 農法なので 生き物を むやみに
殺すことは ありません。 農薬散布などによって 絶滅の危機にさらされて
いる 虫や 植物たちの 命を守り 自然界の生態系を 守り続けることで
これからも ずっと 住み続けて いくことができる そんな 地球環境を
つくっていくこと を 意味しています。
今までは 快適に暮らしたい という その欲求のために 自然は 二の次
でしたが 真の意味で 快適に暮らすには 環境との共生が 必要であり
その 両方を 両立させる そのための 新しい生活文化を 創り出していくこと
これが ロハス だと 思います。
シンプルライフ、 エコライフ、 スローライフ、 オーガニックライフ そして
ロハスライフ と みな 通じているようにみえますね。
言い方は ちがっても 自分の健康と 地球環境とを いっしょに考えていく
という 考えの方向性は 同じだと 思います。
心配なのは 流行のうわべだけを まねして ビジネスに うまく利用
されてしまわないか と いうことです。
今でも ハーブや アロマは 自然とか 癒しの代名詞の ように もてはやされて
いますが ナチュラルとか癒し というのなら 合成品で香り付けしたり
合成の着色料を入れたりした ポプリや 入浴剤 石けん 化粧品など
もう やめてほしい と 思います。
自然 という 言葉に まんまと だまされ 合成品まみれの商品を
自然 のもの と まったく 勘違いされている方が なんと 多く
いらっしゃることか。
合成品を 売るな とは いいません。
自然と いつわって 売ってほしくは ないです。
日本では 商売の上で 偽装をすることが いけないことである という
感覚が 少し 麻痺しているように 思われます。
ごまかす事が 商売上手 とも 思われているようです。
耐震偽装問題とか ライブドア問題とか・・・・
ごまかしても 目先の利益にしか なりません。
目先の利益を 考えるのではなく 100年後 200年後の地球を見据えた暮らし方。
そんな暮らし方を 模索していきたいと 思います。
そんな生活こそが ロハスライフ といえるでしょう。
企業のコンセプト として 使われ始めた この言葉に おおいに
期待を 寄せております。 |
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